@misc{oai:omnh.repo.nii.ac.jp:00001574, author = {松井, 彰子 and Matsui, Shoko}, month = {May}, note = {No.11 イソミミズハゼを探してみよう イソミミズハゼは、その名のとおりミミズのような見た目をしたハゼの仲間で、大阪湾の磯(いそ)でもたくさん見られます。磯や河口の石の下や間にすんでおり、石の間を移動しやすいように、ひれは小さく体は細長くなっています。体の色は、同じ個体でも黒っぽくなったり白っぽくなったりします。 イソミミズハゼは潮が引いて陸になったところの石の下や間に隠(かく)れているので、海の中に入らなくても見つけることができます。イソミミズハゼを見つけるには、潮がよく引いている時に磯に行きます。潮が引いて湿った地面の上や海水が残った岩の上に10〜30 cmくらいの石が乗っているような所を探し、その石をひっくり返してみましょう。石をひっくり返したあとに少し海水がたまっているような所を探すのがポイントです。地面が乾いている場所や、石の裏が完全に地面に埋まっている所では見つかりません。石をひっくり返すとカニがたくさん出てくる場所や、ゴカイがたくさん出てくるような場所でも見つからないことが多いです。 石をひっくり返されて驚(おどろ)いたイソミミズハゼは、素早く動いて近くの石の間に逃げ込もうとします。ですから、イソミミズハゼを捕まえて観察したい場合には、石がごろごろしている場所よりも、砂や砂利の上、あるいは岩の上に大きめの石が乗っている場所を探すのがおすすめです。石の裏には、石の裏が好きな生き物がすんでいますので、ひっくり返した石は元通りに戻してあげてくださいね。}, title = {大阪湾の磯の生き物観察シート (11) イソミミズハゼを探してみよう}, year = {2021}, yomi = {マツイ, ショウコ} }